2015年11月29日

秋深く

今年もクルミは豊作でした
写真は2年前のものですが、採ってきたクルミは皮が黒すんでくるまでこのままにしています。


皮がゴワゴワになってきたらバケツに水をいっぱい入れ
その中にクルミを入れておきます。
真っ黒い水になります。
2、3週間したら水道の水をジャージャーながしながらきれいなオニグルミになるよう
洗います。
  洗ってきれいに干したもの

  ここまできれいにできたらフライパンで軽く煎ってクルミに割れ目が少しはぜてきたら
出来上がり
おいしく召し上がれます。
毎年例によってクルミ割り器とホジクルミンがお出ましです。

オニグルミの木は実も葉っぱも全部落として静かに佇んでいます。
いろんな野鳥の鳴き声が聞こえてきます。

 どうか例年も元気で会えると良いね。




タグ :クルミの木


Posted by ここあ at 12:32 Comments( 0 ) 樹木 散歩コースで

2015年11月23日

竹伐り作業しました

オニグルミの木の近くの竹やぶで作業中

竹を伐ってその場で細かく切って
ただひたすら伐って
丸い竹の輪っかを組み合わせていくと
さて何ができるでしょうか?

近くの川べりにはミゾソバの可憐な花が咲いていたり

珍しいことにツルニンジンの花も見つけました。
さっさと通り過ぎると見ることができないけど
じっと佇んでいると目の前に飛び込んできます。

ここから見える景色
近江八幡市にある八幡山と長命寺山がみえます。





Posted by ここあ at 06:57 Comments( 0 ) 樹木 散歩コースで

2015年08月13日

自然を守るということ

自然を守るということは草木、雑草、樹木、竹藪などいろんなものが含まれますが
虫も小鳥も小さな生物もあります。
たとえば土手の草木の除草したりするとそこを生態系としていたもの(虫、鳥、ネズミなど)の生活が
崩れてしまいます。
グリーンカーテンと称してゴーヤを植えよう、フウセンカズラを植えましょうと市では推奨していますが
せめて土手沿いの草木を残しておいてほしいのです。
土手は荒れているからとまたお金をかけて整備と称してアジサイなど植えたりしているところが
ありますが、人間にとっては都合がいいのかもしれませんが生態系にとっては無茶な話です。
いきとしいけるもの、もっと大きな心で自然を見守っていってほしいと思います。
 
 ワレモコウの群落


 ここはヤブカンゾウの群落
 大型重機で刈り取ってしまわれる前にここの群生地は残してと
 お願いしたところだけ除草しました。


 まんまるになって花火のように広がるのはウドの花です。
 大人の方も花の形が面白い不思議ととても喜んでおられました。


 ヘクソカズラの花
 どうしてこんな名前を付けられたんでしょうね。
 とってもかわいい花です。
 でもちょっと気になるので花や葉っぱをちぎってどんな香りがするか嗅いでみてください。
 手に取って、においを嗅いで、触って、五感で感じることが「自然を知る」とても大事なことだと思うのです。
  別名ヤイトバナとかサオトメバナとか言われています。
 
   
 キトンボ、キイトトンボ、クモ、
 マツヨイグサの花、ヒヨドリバナ、オトギリソウ、
 オオヨシキリ、チュウサギ、アオサギ、
 まったくここの土手の自然は豊かです。
 ウオーキングによし、
 散歩によし
 バードウオッチングによし、
 いつまでも豊かな自然が続くよう守っていきたいものです。

 
 



Posted by ここあ at 20:44 Comments( 0 ) 樹木 散歩コースで

2015年07月23日

オニグルミの木

今年もオニグルミが豊作
たくさん実をつけています。
自然に生えているクルミを食べたことがありますか?
実は香ばしく、またとても柔らかいので初めて自然のクルミを食べた方は
驚かれます。

光善寺川土手も雑草が生い茂ってきました。
この雑草という言葉でひとくくりされてしまうことにとても抵抗感があります。
雑草のなかにヤブカンゾウ、キツネアザミ、ヒヨドリバナ、オニユリ、が多く
その花に集まる小さな虫たち、虫を目当てにやってくる野鳥が数多く
その雑草がもたらす自然の豊かさには驚かされることばかりです。
台風が近づいてきて空も黒い雲に覆われてきました。


ここの土手の草刈りが始まるころになりました。
かすみざくらの会の皆さんと一緒に歩きながら、観察をしてきました。
オニグルミの木のもとでヤブカンゾウ、野生のウドなどの説明してきました。

光善寺川上流部のところには今年はワレモコウが群落をつくっていました。
年々増えてきています。このエリアは重機で刈り取らないようにお願いしてきました。



この時期はトンボたたくさん飛び交っていますが、
今年はとくにチョウトンボが多いように感じます。
緑青色の幅広い翅をしており、うつくしい光沢のあるトンボ。
飛ぶときはまるでチョウのように翅をヒラヒラさせてとんでいます。
なかなか葉っぱなどには止まらずひたすら空をとんでいました。
前回の時にはカワセミが飛んでいるのもみました。


豊かな自然を守りましょう
一人の思いだけでは小さいけれど、
二人、三人と声をあげて仲間となりましょう。
小さな川べりの自然ですがCO2削減にも役にたっています。
そして人々の心に安らぎをもたらしています。




2015年05月06日

新緑の季節

カスミザクラの花も終わり光善寺川沿いの自然は新緑につつまれています。
川向うでピンク色のタニウツギの花がきれいに目立っています。


光善寺川の上流方面には
三上山が見えています。
右側にカスミザクラ
左側がオニぐるみの木があります。

そのオニグルミの木も昨年の大雨で枝が二本折れていましたが
前回チェンソーできれいに伐って頂いて立派な姿です。
まわりの竹の整備作業もしました。
気持ち良く散歩してもらえそうです。

オニグルミの雌花
子房がぷくっと膨らんでいるので
今年もクルミの実がたくさん採れそうなで楽しみです。





Posted by ここあ at 10:43 Comments( 0 ) 散歩コースで

2015年04月29日

カスミザクラ満開

カスミザクラが満開になりました
ヤマザクラよりも遅くだいたい4月24日~25日が満開でした。

光善寺川下流の河畔林のカスミザクラ
下流から上流へ向かって歩くと右側に三上山が見えます。
まだずーっと向こうでここに咲いていると主張しています。


近江八幡側を望むと八幡山も見えます
 
このカスミザクラの樹高はいったいどれくらいあるのでしょうか?
土手の斜面に植わっていてタケヤブのなかにあるので
ものすごく背が高い樹です。



それで
私が土手の斜面を降りて樹名板をつけてきましたが
私なんてカスミザクラから見ればアリんこさんみたいなのかもしれません
カスミザクラが如何に大きいかですね




Posted by ここあ at 06:42 Comments( 1 ) 散歩コースで

2015年04月19日

お花見にいきませんか

 今日のカスミザクラの様子です

カスミザクラは日本を象徴するような花のようです。
この花や葉っぱ、枝などをじっと見ていると日本画とか振袖などに描かれている絵の色合いなどと
全くそのままでなにか郷愁を感じる花です



もう一枚
つぼみがふっくらふくらんでいてとても愛らしいです



下の方はちらほら咲き始めましたが
全体のようすはこんな感じで満開になるのはまだちょっと先のようです。
花咲くのは来週でしょうか。
是非お楽しみに!





Posted by ここあ at 20:40 Comments( 0 ) 散歩コースで

2015年04月14日

自然を大切にしよう

近くの河畔林のカスミザクラがようやくツボミ膨らみ始めました。
  
    カスミザクラの木のところから見える八幡山の様子
    この辺りからは繖山、八幡山、長命寺山、円山などが見られ、
    反対方向には鏡山、城山、三上山がずっと見渡せてナイスポイントです。


    色鮮やかなベニシジミチョウがふわふわと舞い、
    つい写真を撮ってしまいます。
   

   オニグルミの花芽が見えてきました。
   どんな花が咲くと思いますか??
   5月ごろ見に来てください。

  
   高い樹の上でのどかにホオジロがさえずっています。


   虫にしても花や草にしても自然豊かなこの地
   緑がこんなに残されているところ
   みんなで守っていきましょう



    でもいつかこの河畔林も無くなってしまう。
    生態形を守ろうなんて言いながら
   つぎからつぎへと自然を壊している事例が多すぎる。

    この小さな地域の自然を守る
    方法はないものでしょうか?






Posted by ここあ at 18:17 Comments( 0 ) 散歩コースで

2015年04月10日

クヌギの木


河畔林にあるクヌギの大木です

葉っぱを落としてしまうと何の木かな?ってわかラないですね。

そういう時は木の下を見てみると
まん丸い形のドングリが落ちています。
これはクヌギの木のドングリです。

これからは
この河畔林にある樹木に
名札をつけて散歩コースにしておられる方に
楽しんでもらいましょう。


これは10月ごろのクヌギのドングリです。
緑色の大きくて細長い葉っぱの横についていました。







Posted by ここあ at 16:47 Comments( 0 ) 散歩コースで

2015年04月09日

春よ春よ

雨が降って、ちょっと暖かくなっての繰り返しのこの頃ですが
河畔林ではうぐいすの鳴き声がよく聞かれます。


なんの変哲もない川とタケヤブですが
野鳥にとっては大事な生息場所です。
川原の草の実をついばみ、竹藪の中へ駆け込み
ヤブの中を高く低く飛んでケキョケキョと鳴いたり
ホーホーホと鳴いたり、声はすれども姿はみえず(^O^)
微笑ましい限りです。

この辺りを散歩する地元の人にとって健康になれるひと時でもあり
至福の時間です。

お友達どうしで歩く人がいたり

一人で独り言ブツブツ言ったり(これは私ですが(^_^))

アスファルトの道をあるくのもいいけど
この土手を歩く方がアロマ効果もあり健康に非常に有用なのではないかなと
思います。


長い間見守り続けてきた「イソノキ」が
誰かによって伐られてしまいました。
養護学校に問い合わせたり、南部土木に問い合わせましたが
何方もご存じありません。


樹高は2m位で大きくなる木ではありません。

また誰に邪魔されるようなところに生えていたわけでもないのに
チェンソーで伐られてしまっていました。

チェンソーを使って木を伐って見たかった人ではないかと疑いたくもなります。
今の時期は小さな白い花を咲かせる頃なのでとても残念でなりません。
花の蜜を楽しみにくるチョウチョウやハナアブなど
そして実ができると野鳥がたくさんやってきてついばんでいました。

皆で今ある自然の生態形を少しでも残して守りましょう。

こんな可愛い「ヒメハギ」の花ももう少しで咲きだします。




Posted by ここあ at 17:40 Comments( 1 ) 散歩コースで